2021-04-22 第204回国会 参議院 内閣委員会 第14号
現在、地上デジタル放送用に割り当てられている周波数につきましては、混信を避けつつ、同じ周波数を地域ごとに繰り返し利用する形で有効に利用しており、また、ホワイトスペースと呼ばれます、エリアによっては僅かに空いている周波数もラジオマイクやエリア放送といった用途で利用するなど、周波数の有効利用を推進しているところでございます。
現在、地上デジタル放送用に割り当てられている周波数につきましては、混信を避けつつ、同じ周波数を地域ごとに繰り返し利用する形で有効に利用しており、また、ホワイトスペースと呼ばれます、エリアによっては僅かに空いている周波数もラジオマイクやエリア放送といった用途で利用するなど、周波数の有効利用を推進しているところでございます。
ただし、一チャンネルから十二チャンネルの、VHFと呼んでおりますけれども、この周波数帯のアナログ放送のみを受信されている世帯では、地上デジタル放送用に新たにUHF帯の対応しますアンテナを設置していただくなどの手当てが必要となります。
二〇一一年、アナログ停波という国策が進行中ですけれども、仮に衛星通信等による新たな伝送手段の導入が認められたとしても、また仮に地上デジタル放送用中継局設置計画がロードマップどおりに九五%の地域がカバーされても、残りの五%についてだれが責任を負うのかと、こういう問題があります。
それに加えまして、地上デジタル放送用の受信機にはインターネットに接続できるような端子もつきまして、テレビのリモコンを使ってインターネットに接続されるような、そういった受信機も発売されるんではないかというふうに考えています。 それから、次世代の高機能サービスとして期待されているサービスに、サーバー型放送というのがございます。
送信設備につきましては、東京は、在京民放五社と共同で東京タワーの地上デジタル放送用アンテナの製作及び工事を開始しております。名古屋につきましては、瀬戸市幡中の地域に民放五社とタワーを共同建設するということといたしまして、具体的な設計に着手しております。大阪は、既存のアナログ放送用の鉄塔とか局舎が使用可能でございますので、デジタル放送用設備を併設するという準備を進めております。
○政府参考人(鍋倉真一君) 地上デジタル放送用の受信機でございますけれども、既に販売されておりますBSデジタル放送用の受信機とほとんどの部分において共通でございまして、一部手直しをするだけで製造が可能でございます。
私どもも当然これに対応した施策を考えていかなければならぬわけでございますが、今申しました地上デジタル放送用の周波数を設定する、現在割り当てを精査しておる、そういう段階でございますが、やはり関東ローカル放送をNHKがやりますと、いわばチャンネルを追加することになりますから、それが精査作業の中でうまくいくかどうか検討をしなきゃいかぬ、そういう技術上の問題がございます。
○八代国務大臣 現在、地上デジタル放送用周波数の選定作業をいたしておりまして、これは、民放、NHK、郵政省でやっておるわけでございます。 今浅野委員御指摘のように、関東一都六県、これを今までは一つのエリアと考えておりましたが、これからいよいよデジタル化になってまいりますと、ローカル放送の問題が浮上してくるわけでございます。
例えば、地上デジタル放送を実現するには、現在のアナログ放送のための周波数割り当てを見直して地上デジタル放送用の周波数を確保しなきゃいけない。その結果、アナログ放送を見続けるためにはアナログのチャンネルを変更する必要のある地域、家庭が出てくる、アナアナ変更とか言っていますけれども。
新たに地上デジタル放送用のチャンネルを確保するため、現在使用中のUHF帯での移行チャンネルプランが避けられないものとなっております。この移行計画に対しては、次の観点から公的負担がぜひとも必要であると考えます。
地上放送のデジタル化を議論しようにも、地上デジタル放送用の周波数が十分確保できるかどうか、その周波数で従来の放送サービス地域を十分カバーできるかどうか、新しい地上デジタル放送方式は十分機能するかといった点がまだ実は技術的に明らかになっておらないと思います。